陸続

蛇を踏む (文春文庫)
蛇を踏む
著 川上弘美
文芸春秋
1996/8 発行





もぐらは陸続と男の懐からわき出て、地面は折り重なったもぐらでいっぱいになる。





陸続】りくぞく
あとからあとから、重なり続くさま。「支援者が―と集まる」
  「紳士淑女が陸続と盛装で会場へ詰めかけて(機械・春は馬車に乗って)」
  「患者とその付添人たちが―として集まってきた(華岡青洲の妻)」