2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

栄達

はなとゆめ 著 冲方丁角川書店 2013/11/6 発行 あからさまに妻を自分の栄達の頼りにしたがる夫に 【栄達】えいたつ 出世すること。高い地位、身分を得ること。「―を重ねる」

ひもすがら

はなとゆめ 著 冲方丁角川書店 2013/11/6 発行 わたしだけでなく、ひもすがら家の中にいて、ただ訪れる者を待つほかない女 【ひもすがら】 朝から晩まで。一日中。終日。ひねもす 「僕は―ダイニングテーブルでワープロと格闘し(この女)」

蝟集

はなとゆめ 著 冲方丁角川書店 2013/11/6 発行 車の轅が折り重なって蝟集しているので、使いをやってどいてくれるよう頼んだ 【蝟集】いしゅう ハリネズミの毛のように、一時、一か所に多くのものが寄り集まる事 「門前に―して利益のこぼれに預からんと(三…

馬齢

だから荒野 著 桐野夏生毎日新聞社 2013/9/25 発行 馬齢を重ねて九十二歳になりました 【馬齢】ばれい ・馬の年齢 ・自分の年齢を謙遜していう語。「―を加える」 「私は―は重ねとりますが、耳は遠くない(悪女について)」【馬齢を重ねる】 いたずらに年を重…

貴石

だから荒野 著 桐野夏生毎日新聞社 2013/9/25 発行 若い女が好みそうな小さな貴石が入った細い指輪や 【貴石】きせき 宝石。また、そのうち希少性のあるもの。ダイヤ・ルビー・サファイアなど

目交ぜ

だから荒野 著 桐野夏生毎日新聞社 2013/9/25 発行 妻はそう言って、また高瀬と目混ぜした 【目交ぜ】めまぜ ・目で合図をすること。目くばせ ・まばたきすること

意気阻喪

だから荒野 著 桐野夏生毎日新聞社 2013/9/25 発行 何もできなくなることに気付いて、意気阻喪していく 【意気阻喪】いきそそう 意気込みや元気がくじけ弱ること。意気消沈

冠雪

だから荒野 著 桐野夏生毎日新聞社 2013/9/25 発行 晴れ上がって、冠雪した富士山が驚くほど間近にあった 【冠雪】かんせつ かぶるよう降り積もった雪。また、雪がそのように積もること。「初―」