2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

百家争鳴

感染広告 著 三浦明博2012年2月 発行 捜査員の間でもいまだに百家争鳴というか、いろんな意見が飛び交ってる 【百家争鳴】ひゃっかそうめい 多くの知識人・文化人が自由に議論をたたかわせること

清濁併せ呑む

感染広告 著 三浦明博2012年2月 発行 きれいごとだけじゃすまない。清濁併せ呑む、そういう部分がないとはいわないさ 【清濁併せ呑む】せいだくあわせのむ 心が広く、善悪分け隔てなく受け入れる。度量の大きいことのたとえ 「お前は―ことばかり覚えて、結局…

変節漢

感染広告 著 三浦明博2012年2月 発行 登りつめたという男だよ。変節漢の代名詞みたいにいわれてたらしい 【変節漢】へんせつかん 節義(節操と道義)を変えた男。軽蔑して使う【変節】 節義を変えること。信念や主義主張などを変えること 「最初、馬鈴薯党で…

活況

感染広告 著 三浦明博2012年2月 発行 しかしここ数年間、プレミアムビール市場が活況を呈しており 【活況】かっきょう 商売・株式市場などの景気が良く、活気のある様子

漸減

感染広告 著 三浦明博2012年2月 発行 出荷数は年を追うごとに漸減状態だった 【漸減】ぜんげん 徐々に減ること。「利益が―する」

改悟

嘔吐 著 J‐P・サルトル すっかり迷いから醒めて、改悟しながら古巣に戻って行く 【改悟】かいご 自分の犯した悪事や失敗を認め、直すこと。改悛(かいしゅん)×

該博

嘔吐 著 J‐P・サルトル 二つ折り本から汲み出した該博な知識とを奉仕させたのだ 【該博】がいはく 物事に広く通じていること。学識の広いこと、さま。「―な知識」

石塁

とっぴんぱらりの風太郎 著 万城目学2013/9/28 建つ位置から一間ほど高くなった石塁の上だった 【石塁】せきるい 石のとりで。岩石で築いた城塁 「―が見えたらそこが境界線(蜂蜜秘密)」

飛語

とっぴんぱらりの風太郎 著 万城目学2013/9/28 誰の命でそのような飛語をまき散らしている? 【飛語】ひご 根拠のない噂。デマ。「流言―」 「足を運んでいるという流言―すら飛び始め(鏡陥穽)」

破却

とっぴんぱらりの風太郎 著 万城目学2013/9/28 藤堂勢も総出で正面の惣構えの破却に挑み 【破却】はきゃく 原形をとどめないようすっかり壊すこと□

井楼

とっぴんぱらりの風太郎 著 万城目学2013/9/28 背の高い井楼の足元に用意された篝火の明かりが 【井楼】せいろう 戦場で、敵陣を偵察するために材木を井桁に組んで作るやぐら。みせやぐら (参考:http://castle.jpn.org/s/shimousa/sakai/5.html)

画餅

とっぴんぱらりの風太郎 著 万城目学2013/9/28 それこそ、まさに画餅と言うべきじゃな 【画餅】がべい 絵にかいた餅。実際の役にたたないもののたとえ 「突然の帰国でその計画も―になった(牛肉と馬鈴薯)」

貴種

とっぴんぱらりの風太郎 著 万城目学2013/9/28 笑い方は、確かにいかにも貴種であることを感じさせる 【貴種】きしゅ 高貴な家柄に生れること、その人 「生まれついての―であるから(猫間地獄のわらべ歌)」

新奇

とっぴんぱらりの風太郎 著 万城目学2013/9/28 所詮は、新奇なものと南蛮渡来のものばかりを好む、ただのふし穴田舎ざむらい 【新奇】しんき 目新しくて珍しいこと、さま。「―を好む」「―な趣向」

雲霞

とっぴんぱらりの風太郎 著 万城目学2013/9/28 雲霞の如き人出と聞いて、そんな鬱陶しいところには死んでも行かぬ、と 【雲霞】うんか ・雲とかすみ ・大勢の人が群がり集まるたとえ。「―のごとく押し寄せる」

辞去

とっぴんぱらりの風太郎 著 万城目学2013/9/28 払い下げられただけの気もしたが、礼を言って辞去した 【辞去】じきょ 別れの挨拶をして立ち去ること。「親戚宅を―する」 「少女はあいまいな笑みを浮かべて―した(にぎやかな落葉たち)」 「ふらふらと事務所…

帰参

とっぴんぱらりの風太郎 著 万城目学2013/9/28 それってひょっとして、まだ采女様から帰参の命が下らないことを言ってる? 【帰参】きさん ・帰ってくること ・一度暇をとった主人のもとに再び仕えること。「―がかなう」 ・勘当されて家を出た者が許されて親…

偉容

とっぴんぱらりの風太郎 著 万城目学2013/9/28 「すごいね」と立ち止まるほどの偉容だった 【偉容】いよう 仰ぎ見るほど優れて立派な姿。堂々たる姿。「富士の―を仰ぐ」 「成長し続ける集合体の―である(クチュクチュバーン)」

貴顕

十蘭レトリカ 著 久生十蘭 本物の貴顕と凄腕の詐欺師が入り乱れる欧州随一のカジノで 【貴顕】きけん 身分が高く名声のあること、人、さま。「―紳士」 「あまねく―にもてはやされた(うつろ舟)」 「そういう―のお姫さまに生れながら(忌中)」

呉越同舟

十蘭レトリカ 著 久生十蘭 「あの時ぁ、いろいろ…呉越同舟てえわけです」二元は、人の好い笑いをして 【呉越同舟】ごえつどうしゅう 仲の悪い者同士が居合わせたり、行動を共にしたりすること

子は三界の首枷

十蘭レトリカ 著 久生十蘭 主は三界の首ッ枷…なんといっても三河以来だからなあ、こっちはやめたつもりでも 【子は三界の首枷】こはさんがいのくびかせ 親は子を思う心に引かれ、終生自由を束縛されることたとえ

厖大

十蘭レトリカ 著 久生十蘭 厖大な棺を持って重慶へ入り込もうなどと考えたことがすでに愚の極みだし 【厖大】ぼうだい 形や内容などが非常に大きいさま。きわめて数量の多いさま。膨大

連座

十蘭レトリカ 著 久生十蘭 劉炳恒が上海市長毒殺事件に連座して工部局の手で捕縛された 【連座】れんざ ・他人の犯罪に関し連帯責任を問われ罰せられること。累座 ・同じ席に連なって座ること■

せせる

十蘭レトリカ 著 久生十蘭 それっきり二人は黙ってしまった。茶を飲んだり、醸青椒をせせったりして 【せせる】 ・尖ったもので繰り返しつつく。つつきほじる ・箸で食べ物をあちこちつつきまわす ・虫などが刺す。噛む ・からかい、もてあそぶ ・細かいとこ…