揺籃

花物語 上 (河出文庫 よ 9-1)
花物語
著 古屋信子
1916年〜





この著書こそは、私にとって、生涯への出発点、わが文筆生活の、なつかしき、<揺籃>だったとは。





揺籃】ようらん
・ゆりかご
  「そこがフロオランスの―のある家だ(美しき町・西班牙犬の家 他六篇)」
・幼児期。また、物事が発展する初めの時期や場所
  「その人達が、―の頃から(黒死館殺人事件)」