凄愴

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)
ドグラ・マグラ(上)
著 夢野久作
1935年 発行





確信にみちみちた…真剣な…悽愴とした…。

ほとんど空前とも申すべき怪奇、悽愴を極めた犯罪の真相をも





凄愴】せいそう
・悲しみいたむこと。また、非常にいたましいさま。「―な歴史」
・非常にいたましいさま。また、ものさびしく、すさまじいさま。「―たる光景」
  「実に―を極めた光景なんだよ(黒死館殺人事件)」
  「君の吐く息は―の気に充ちている(愛と認識との出発)」