僭称

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)
ドグラ・マグラ(上)
著 夢野久作
1935年 発行





脳髄はこうして宇宙間最大最高級の権威を僭称しつつ、人体の最高所に鎮座して





僭称】せんしょう
身分を超えた称号を勝手に名乗ること、またその称号
  「町民にあるまじき―をしたという廉で(うつろ舟)」
  「伯の本名を―する若者(影を買う店)」