小人閑居して不善をなす

聖なる怠け者の冒険
聖なる怠け者の冒険
著 森見登美彦

朝日新聞社
2013/5/30 発行





あの頃は壮絶にヒマだったからな。小人閑居して不善を為す、だ。





小人閑居して不善をなす】しょうじんかんきょしてふぜんをなす
つまらぬ人間が暇でいるとろくなことをしない
  「忙殺されるくらいでちょうどいい。―というからな(ヒポクラテスの誓い)」

閑居】かんきょ
・世俗を逃れて心静かに暮らすこと、その住まい。「田舎に―する」
・暇でいること。何もしないでぶらぶらしていること
  「十王堂にいつも―しているとはかぎらないんだ(うつろ舟)」