飽満

小さき者へ・生れ出ずる悩み (岩波文庫)
小さき者へ生れ出ずる悩み
著 有島武郎

1918年 発表





その人たちが生に飽満して暮らすのはそれでいい。しかし君の周囲にいる人たちが





飽満】ほうまん
飽きるほど食べて満腹すること。十分に満ち足りていること。飽食
  「戦いに対する国民の―とを指摘して(機械・春は馬車に乗って)」
  「富と、行き届いた化粧法とに―した(瓶詰の地獄)」