夜の目も寝ない

銀の匙 (小学館文庫)
銀の匙
著 中勘助

1921年 発行





お念仏をくりかえしながら夜の目もねずに看病してくれた





世の目も寝ない】よのめもねない
夜も寝ない。夜も休まない
  「夜の目もろくろく眠らずにした労力は(機械・春は馬車に乗って)」
  「こう溜息をついて―られず塞ぎ込ンでるンです(八軒長屋)」