とつおいつ

銀の匙 (小学館文庫)
銀の匙
著 中勘助

1921年 発行





などととつおいつ思案をめぐらした。が、とにかくひとの物をもってきて抽匣に入れてあるのが気がかりでならない





とつおいつ
考えが定まらずあれこれ思い悩むさま
  「独りで思案にくれて、―している(黒髪・別れたる妻に送る手紙)」
  「よいものかどうか、―幽香は迷っていた(うつろ舟)」