時々刻々

暢気眼鏡・虫のいろいろ―他十三篇 (岩波文庫)
暢気眼鏡・虫のいろいろ―他十三篇
著 尾崎 一雄

昭和8年





この世で、死ぬまで毎日、時々刻々生れ変るという寸法なんだが、それがどうも





時々刻々】じじこっこく/じじこくこく
その時その時。物事が引き続いて起こることにいう。時を追って。次第次第に
  「この雨の一滴ずつが―に少しずつ溶かし流している(十蘭レトリカ)」
  「崩壊に向って―、確実な歩みを(うつろ舟)」