2012-08-31から1日間の記事一覧

陰火

屋根裏の散歩者 著 江戸川乱歩 1925年〜 その類稀なる美貌と、陰火のような押し殺された情熱が、探偵の心を打った 【陰火】いんか ・幽霊などが出るときに燃える、奇怪な青白い火。きつねび。鬼火。幽霊火 ・人魂 「いまなお毒焔というに足る―を明滅させてい…

古往今来

屋根裏の散歩者 著 江戸川乱歩 1925年〜 犯人自身が、探偵をその殺人の現場へ案内するなんて、古往今来ないこったろうな 【古往今来】こおうこんらい 昔から今日に至るまで 「顫えたものは―たくさんあるまい(文鳥・夢十夜・永日小品)」 「―世の中にはいか…