2012-12-06から1日間の記事一覧

肺腑

真珠夫人 著 菊池寛 1920年〜 さすがに彼の言葉が一々肺腑を衝いていると見えて、うなだれ気味に、 【肺腑】はいふ ・肺 「―を絞り尽くしたる絶叫の後(三太郎の日記)」 ・心の奥底。急所。「―をえぐる」

擬勢

真珠夫人 著 菊池寛 1920年〜 言葉や態度は、心にもない豪語であり、擬勢である、口先でこそあんなことを云いながらも 【擬勢】ぎせい ・見せかけだけの勢い。虚勢。「―を張る」 ・動物が敵を脅すために、変色したり変体して見せること

のめのめ

真珠夫人 著 菊池寛 1920年〜 貴女のお召状だけで、ノメノメとやっては来ません。 【のめのめ】 恥ずかしげもなく平然と。おめおめ