何処へ・入江のほとり 著 正宗白鳥明治40年〜 障子を開けると、残肴を囲んで四人がばらばらに坐っている 【残肴】ざんこう 食べ残した肴。酒宴の残り物
何処へ・入江のほとり 著 正宗白鳥明治40年〜 さして広い庭でもないが、夜目には奥深く、一際すぐれた樅の木は冴えた空を摩している 【摩する】まする ・こする。みがく ・すれすれになるほど近づく。迫る。接近する。「天を―高層タワー」
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