2015-02-03から1日間の記事一覧

激湍

蒲団・重右衛門の最後 著 田山花袋1907年 1902年 発行 村の全景がすつかり手に取るやうに見えて、尾谷川の閃々と夕日にかがやく激湍や 【激湍】げきたん 勢いのはげしい早瀬

悠遠

蒲団・重右衛門の最後 著 田山花袋1907年 1902年 発行 相談された人かと思ふと、自分は悠遠なる人生の不可思議を胸に覚えずには居られぬ 【悠遠】ゆうえん 時間的、空間的に、はるかに遠いこと、さま。「―な太古を思う」