2015-04-13から1日間の記事一覧

獄窓

煤煙 著 森田草平1910年〜 男の失望は何んなであらう。若し又光の薄い獄窓の下で読んだとしたら 【獄窓】ごくそう 牢獄の窓。また、牢獄の中、獄中

一文字

煤煙 著 森田草平1910年〜 朋子は泥濘の道を一文字に歩いて行く。少時、その後姿を見送つてゐたが 【一文字】いちもんじ ・一字 ・横にまっすぐなこと。真一文字 ・わき目もふらずに ・鎧の背に入れる薄い板 ・掛け軸で、上下につける綾・錦などの細長い布 …