2016-02-09から1日間の記事一覧

屠所の羊

押絵の奇蹟 著 夢野久作 イヤに長い午後の時間を考えながら、屠所の羊よりもモット情けない恰好で 【屠所の羊】としょのひつじ 屠所に引かれていく羊。刻々と死に近づいているたとえ。また、不幸にあって気力をなくしていることのたとえ 「僕は浮かれるどこ…

疾風迅雷

押絵の奇蹟 著 夢野久作 処刑するまでの馬力がトテモ猛烈で、疾風迅雷式をきわめているからであった 【疾風迅雷】しっぷうじんらい 激しい風と雷。事態の変化が急なこと、行動が迅速なことなどをたとえる。「―の攻撃」