建物

門辺

檸檬 著 梶井基次郎 1925年 発行 地盤の低い家々の庭や門辺に立っている木々の葉が一日ごと剥がれてゆくさまが見えた 【門辺】かどべ 門のそば。門のあたり

迂路

恋の都 著 三島由紀夫 1953年発行 散歩道はさまざまな迂路をえがいて、庭をまんべんなく廻っていたが 【迂路】うろ 遠回りの道。迂回路 「非常な―をとらなければ理解の途がない(三太郎の日記)」

橋上

気分上々 著 森絵都 角川書店 2012/2/28 発行 そしてついに例の橋上で彼女を発見! 【橋上】きょうじょう 橋の上

鎖す

虚無への供物 著 塔晶夫 1964年 発行 氷沼家はひっそりと門を鎖したままだった。 【鎖す】さす 門や戸を閉ざす。錠を下ろす

広壮

虚無への供物 著 塔晶夫 1964年 発行 昼間でも陰気に薄暗いのが、外からみれば広壮な感じを与えている。 【広壮】こうそう 建物などが広く立派なこと、さま。「―な邸宅」

ボラード

アンチェルの蝶 著 遠田潤子 光文社 2011/12/20 発行 藤太は真っ赤なボラードに座った。 【ボラード】 岸壁に設置して船を繋留したり、道路や広場などに設置して自動車の進入を阻止したりする目的で設置される、地面から突き出した杭 (参考:http://ja.wiki…

尖塔

だれかの木琴 著 井上荒野 幻冬舎 2011/12/10 発行 木々の上に顔を出している尖塔や 【尖塔】せんとう 先が鋭くとがった形の塔 (参考:http://www.abaxjp.com/eurp0605milano/eurp0605-milano.html)

入母屋造り

斬首刀 著 宮ノ川顕 角川書店 2011/11/25 発行 県道から逸れると、周囲に入母屋造りの農家が目立つようになった。 【入母屋造り】いりもやづくり 入母屋屋根をもつ建物 (参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A5%E6%AF%8D%E5%B1%8B%E9%80%A0)

古刹

夢違 著 恩田陸 角川書店 2011/11/15 発行 ここは由緒ある古刹なんですよ。東大寺や興福寺と一緒に南都七大寺のひとつに数えられていた。 【古刹】こさつ 古く、由緒のある寺。古寺

屋敷林

夢違 著 恩田陸 角川書店 2011/11/15 発行 田んぼの中にところどころ見える黒っぽい屋敷林は、まるで大きなカラスが伏せているように見える。 【屋敷林】やしきりん 防風や防雪、防火のために屋敷の周囲に設置された林。屋敷森

アーチ窓

ゲゲゲの女房 著 武良布枝 実業之日本社 2008/3/11 発行 中に入ると、きれいなステンドグラスのアーチ窓までありました。 【アーチ窓】 上部がアーチ状に曲線を描いている窓

列柱

ゲゲゲの女房 著 武良布枝 実業之日本社 2008/3/11 発行 正面玄関の柱はギリシャ神殿の列柱のような感じで、 【列柱】れっちゅう 立ち並んだ何本もの柱