2012-04-22 油然 無分類 恋の都 著 三島由紀夫 1953年発行 建物の中から音楽が油然と起こった。 【油然】ゆうぜん 盛んにわき起こるさま、心に浮かぶさま。「―と詩情がわく」 「―とした嬉しさが心の底からこみあげて来る(みみずのたはこと 上)」 「気体の中で―と入れ変り立ち変り現れる色彩(機械・春は馬車に乗って)」