放擲

パノラマ島綺譚  江戸川乱歩ベストセレクション(6) (角川ホラー文庫)
パノラマ島綺譚
著 江戸川乱歩
1926年〜





事業は荒廃したまま、訪ねる人もなく、放擲され、人口の森や林や花園は、殆ど元の姿を失って





放擲】ほうてき
投げ出すこと。打ち捨てること。ほうって、かえりみないこと。「資産を―する」
  「義務を―するところでした(こころ)」
  「勉強を―した(春の雪)」
  「私は万事を―して(愛と認識との出発)」