2012-07-29から1日間の記事一覧

疎漏/粗漏

パノラマ島綺譚 著 江戸川乱歩 1926年〜 うっかりしてはいけない。どんな些細な疎漏もあってはならない。 【疎漏/粗漏】そろう 扱いがいい加減で、手落ちがあること、さま。「―なプラン」

感懐

パノラマ島綺譚 著 江戸川乱歩 1926年〜 汽車は、併し、彼の感懐などには関係なく、駅から駅へと走り続け 【感懐】かんかい ある事柄に接して心に抱く思い。感慨

山川草木

パノラマ島綺譚 著 江戸川乱歩 1926年〜 この大自然の、山川草木を材料として、一つの石、一つの木、一つの花、或は又そこに飛びかう所の鳥、 【山川草木】さんせんそうもく 自然の景観や植物など、人間以外に存在する全てのこと。自然 「故郷の―がぼんやり…

放擲

パノラマ島綺譚 著 江戸川乱歩 1926年〜 事業は荒廃したまま、訪ねる人もなく、放擲され、人口の森や林や花園は、殆ど元の姿を失って 【放擲】ほうてき 投げ出すこと。打ち捨てること。ほうって、かえりみないこと。「資産を―する」 「義務を―するところでし…