隔意

パノラマ島綺譚  江戸川乱歩ベストセレクション(6) (角川ホラー文庫)
パノラマ島綺譚
著 江戸川乱歩
1926年〜





彼女に対する不思議な隔意、そして、あののっぴきならぬ確かな証拠と並べ立てて考えますと





隔意】かくい
へだたりのある気持ち。打ち解けない心。遠慮。「―なく付き合う」
  「―なく珍客の扱いをされてみると(潮騒)」
  「里の人間に対しなんとなく―を抱いていて(鹿笛)」