2012-07-30から1日間の記事一覧

斧鉞

パノラマ島綺譚 著 江戸川乱歩 1926年〜 そこにはいささかも、醜い斧鉞の跡などが残っている訳ではありません。 【斧鉞】ふえつ ・斧とまさかり 「古来、―の入らぬ厚生林が茫洋と広がって(本にだって雄と雌があります)」 ・文章に手を入れること。添削

隔意

パノラマ島綺譚 著 江戸川乱歩 1926年〜 彼女に対する不思議な隔意、そして、あののっぴきならぬ確かな証拠と並べ立てて考えますと 【隔意】かくい へだたりのある気持ち。打ち解けない心。遠慮。「―なく付き合う」 「―なく珍客の扱いをされてみると(潮騒)…

叩頭

パノラマ島綺譚 著 江戸川乱歩 1926年〜 一も二もなく、彼の前に叩頭して、疑いのけぶりさえみせませんし 【叩頭】こうとう 頭を地につけておじぎをすること。叩首

一驚を喫する

パノラマ島綺譚 著 江戸川乱歩 1926年〜 今更らながら、彼自身の大身代に一驚を喫しないではいられませんでした。 【一驚を喫する】いっきょうをきっする びっくりさせられる