縁なき衆生は度し難し

花物語 下 (河出文庫 よ 9-2)
花物語
著 古屋信子
1916年〜





酒井さんは縁なき衆生は度しがたしとばかりに吐息をついた





縁なき衆生は度し難し】えんなきしゅじょうはどしがたし
すべてに慈悲を垂れる仏でさえも仏縁のない者は救えないことから、人の忠告に耳を貸さないものは救いようがないこと