2012-09-27から1日間の記事一覧

忍従

花物語 著 古屋信子 1916年〜 横山潮は忍従の子だった。忍従…それは悲しい静かな苦しみである。 【忍従】にんじゅう 耐え忍び、従うこと。「苦境に―する」 「雄アザラシに―しているわけではない(ニシノユキヒコの恋と冒険)」

縁なき衆生は度し難し

花物語 著 古屋信子 1916年〜 酒井さんは縁なき衆生は度しがたしとばかりに吐息をついた 【縁なき衆生は度し難し】えんなきしゅじょうはどしがたし すべてに慈悲を垂れる仏でさえも仏縁のない者は救えないことから、人の忠告に耳を貸さないものは救いようが…

相識

花物語 著 古屋信子 1916年〜 接待を受けた事もあるので、もちろん相識の仲ではあったけれどでもあまりに突然の訪問に思えた 【相識】そうしき 互いに知り合っていること、人。知り合い。「―の間柄」