私淑

真珠夫人 (文春文庫)
真珠夫人
著 菊池寛
1920年





荘田勝平は唐沢男に私淑しているのだ。彼は数十万円を投じて唐沢家の財政上の窮状を救ったのだ。





私淑】ししゅく
陰ながらその人を師と仰ぎ、模範として学ぶこと
  「私も―しておりましたが(ドグラ・マグラ)」
  「簑村文學士に―してゐる男であつた(木乃伊の口紅・破壊する前)」