一言半句

黒死館殺人事件 (河出文庫)
黒死館殺人事件
著 小栗虫太郎

1935年 発行





謎の華には、疑義を挟む一言半句さえ述べる余地はなかったのである





一言半句】いちごんはんく
ほんの少しの言葉。ひとこと
  「芥川さんの語られる―も聞きもらすまいと(もめん随筆)」
  「なんと言われても、―の出どころもない(八軒長屋)」