盲蛇に怖じず

暢気眼鏡・虫のいろいろ―他十三篇 (岩波文庫)
暢気眼鏡・虫のいろいろ―他十三篇
著 尾崎 一雄

昭和8年





盲者蛇に怖じずてのはあれだね」と球投げの事をいい、何事もあれだとまた思った





盲蛇に怖じず】めくらへびにおじず
物事を知らない者はその怖ろしさもわからない。無知な者は向こう見ずなことを平気でする