殺生は八分の損、見るは十分の損

うつろ舟―渋澤龍彦コレクション   河出文庫
うつろ舟
著 渋澤龍彦

1986年 発行





狂いまいらせるわけですから、殺生は八分の損、見るは十分の損と申しますが





殺生は八分の損、見るは十分の損】せっしょうははちぶのそん、みるはじゅうぶのそん
殺生をする者に良いことはないが、それを見て喜ぶ者には一層良いことはこない