2012-02-19から1日間の記事一覧

おさだまり

傷痕 著 桜庭一樹 講談社 2012/1/11 発行 おさだまりなことに、彼女は大人への階段を上りそこない、あまりにも童顔すぎる女優になってしまって 【おさだまり】 お決まり。決まりきっていることを少し皮肉っている語。

男所帯に蛆が湧く

傷痕 著 桜庭一樹 講談社 2012/1/11 発行 リビングには荷物の合間にそれぞれのけもの道がぐにゃぐにゃにできていた。男所帯に蛆が湧くというやつだ。 【男所帯に蛆が湧く】 男だけの家は蛆がわくほど散らかり放題だという喩え。「男やもめに蛆が湧く」

気重

傷痕 著 桜庭一樹 講談社 2012/1/11 発行 そのぶん、家に帰るのは気重になっていた。 【気重】きおも 気分がふさいで、何をするにも気がすすまないこと。さま

豪農

傷痕 著 桜庭一樹 講談社 2012/1/11 発行 彼女はとある地方都市の豪農の家の末娘で、 【豪農】ごうのう 多くの土地・財力を所有し、勢力のある農家のこと