2012-04-29から1日間の記事一覧

薄暮

檸檬 著 梶井基次郎 1925年 発行 薄暮の空に、時どき、数里離れた市で花火をあげるのが見えた 【薄暮】はくぼ 夕暮れ。日暮れ 「わびしい―を苦い顔をして(蒲団・重右衛門の最後)」

諧謔

檸檬 著 梶井基次郎 1925年 発行 思い上がった諧謔心からそんなことを馬鹿げたことを考えてみたり 【諧謔】かいぎゃく おどけた滑稽味のある言葉。冗談やユーモア 「こうした何でもない―の中から(ドグラ・マグラ)」 「他愛のない―で皆を喜ばせて(美しき町…

紡錘形

檸檬 著 梶井基次郎 1925年 発行 あの単純な色も、それからあの丈の詰まった紡錘形の格好も 【紡錘形】ぼうすいけい 両端がとがっている円柱のかたち 「それは紡錘のようなかたちのものだった(ねむり姫)」 (参考:http://www2.synapse.ne.jp/uemon/kyu.ht…