2012-05-17から1日間の記事一覧

ひきすえる

悦楽園 著 皆川博子 出版芸術社 1994/9/20 発行 伯父の前にひきすえられた。 【ひきすえる】 ・つかまえて、その場に座らせる 「最終的に仏前に―られ(凶笑面)」 「そこへお島を―えて(あらくれ)」 ・引いてきて、その場に置く

華美

悦楽園 著 皆川博子 出版芸術社 1994/9/20 発行 花柄の和服をつぶして作ったもんぺを着ていて、それが土地の人の目には、いかにも華美にうつるらしく 【華美】かび 華やかで美しいこと。派手

しんねり

悦楽園 著 皆川博子 出版芸術社 1994/9/20 発行 しんねりした男でね。初ちゃんも、栄さんに似たんだね。口が重くて、子供のくせに、何を考えているんだか 【しんねり】 ・ねちねちして粘り強いさま。「―とした口調で説教する」 ・陰気ではきはきしないさま。…

天恵

悦楽園 著 皆川博子 出版芸術社 1994/9/20 発行 まるで、天からの恵みのようなものです。母は、天恵を受けてはいけないんです 【天恵】てんけい 天からの恵み。天恩。「―をこうむる」 「彼には―が必要だった(ラザロ・ラザロ)」