2012-07-20から1日間の記事一覧

傲然

倒立する塔の殺人 著 皆川博子 理論社 2007/11 発行 壮麗というのか、傲然というのか、息苦しいほどに色とりどりだった 【傲然】ごうぜん おごり高ぶって、尊大に振舞うさま。「―たる態度」「―とふんぞり返る」 「―として主張するのだ(愛と認識との出発)」

空無

倒立する塔の殺人 著 皆川博子 理論社 2007/11 発行 わたしの躰は、空無と戯れあう。 【空無】くうむ からっぽ。なにもないこと 「本体すらも、―の中に消えてしまふ(猫町 他十七篇)」

目顔

倒立する塔の殺人 著 皆川博子 理論社 2007/11 発行 目顔でわたしを誘い、先に立って歩き出した。 【目顔】めがお 目の表情、目つき。顔の表情、顔つき

擾乱

倒立する塔の殺人 著 皆川博子 理論社 2007/11 発行 擾乱はじきにやんだ。 【擾乱】じょうらん 入り乱れて騒ぐこと。秩序をかき乱すこと。騒乱。(文章語) 「砕ける波は、―であり怒号であった(春の雪)」 「犯人の狡猾な―策に過ぎんのですよ(黒死館殺人事…