2012-08-23から1日間の記事一覧

娘三人持てば身代潰す

紀ノ川 著 有吉佐和子 1959年 発行 信貴は呆然として、娘三人持てば家が持たんちゅうな、ほんまやなあと嘆息した。 【娘三人持てば身代潰す】むすめさんにんもてばしんだいつぶす 娘の嫁入りには大変な費用がかかることをたとえる語

光芒

南下せよと彼女は言う: 旅先の七つの物語 著 有吉玉青 小学館 2012/7/11発行 イルミネーションがつくる光芒が重なり合い、大きく大きくふくらんでゆく。 【光芒】こうぼう 光のすじ。細長く伸びる一筋の光 「ヘッド・ライトの―の中で(スティル・ライフ)」

錦秋

南下せよと彼女は言う: 旅先の七つの物語 著 有吉玉青 小学館 2012/7/11発行 錦秋の中で、紗英子は軽く失望した。 【錦秋】きんしゅう 紅葉が錦の織物のように色鮮やかで美しい秋