2012-09-19から1日間の記事一覧

苦衷

きもの 著 幸田文 新潮文庫 1996/12/1 発行 それは支離滅裂だった。母の苦衷を訴えているようでもあり、 【苦衷】くちゅう 苦しい心のうち。「―を察する」 「―にはらわたを絞るような志ん朝(こっちへお入り)」 「しかし、領民どもの―を思えば(猫間地獄の…

雅量

きもの 著 幸田文 新潮文庫 1996/12/1 発行 人の訴えを受入れてくれる、雅量のある心なのだと思う。 【雅量】がりょう 人の言動を受入れるおおらかで寛大な性質 「女でさえあれば差し支えなしとの―もある(八軒長屋)」

坐作

きもの 著 幸田文 新潮文庫 1996/12/1 発行 こういうところへ出るとゆう子は、さすがに坐作がきまっていた。 【坐作】ざさ 座ることと立つこと