2012-09-21から1日間の記事一覧

疎林

伊豆の踊子 著 川端康成 1926年〜 竹の疎林のような趣があり、殊によく慣れて、食の進まぬ時も、彼の指からならば 【疎林】そりん 木がまばらな林 「―の中を縫うように(真珠夫人)」 「私はその―を透して(或る少女の死まで 他二篇)」

狂奔

伊豆の踊子 著 川端康成 1926年〜 良種へ良種へと狂奔する、動物虐待的な愛護者たちを彼はこの天地の、また人間の悲劇的な象徴として 【狂奔】きょうほん ・狂ったように走り回ること ・目的のため熱心に奔走すること

高雅

伊豆の踊子 著 川端康成 1926年〜 動作も溌剌としていて、まことに可憐ながら、高雅な気品がある。 【高雅】こうが 気高く優雅なこと。上品でみやびやかなこと、さま 「相も変わらず―な団欒で(黒死館殺人事件)」