2012-10-18から1日間の記事一覧

気焔

桜の実の熟する時 著 島崎藤村 1919年 帰って来ている日には、殊に玉木の小母さんの気焔が高かった。 【気焔】きえん 炎のような盛んな気概。論戦などで見られる威勢のよさ。「―を吐く」

食客

桜の実の熟する時 著 島崎藤村 1919年 玉木さんは食客らしく遠慮勝ちに膝をすすめて、夫婦して並んで食台の周囲に坐った 【食客】しょっかく ・才ある人物を客として抱えておくこと ・居候 「牢屋敷で―をしている浪人で(猫間地獄のわらべ歌)」

抄訳

桜の実の熟する時 著 島崎藤村 1919年 十八世紀の詩人や文学者の評伝を三冊ほど抄訳した。学校の図書館から本を借りてきては 【抄訳】しょうやく 原文のところどころを翻訳すること。またその訳文