2013-02-20から1日間の記事一覧

散華

少女外道 著 皆川博子 文芸春秋 2010/5/30 発行 同年輩の者の多くは予科練に志願入隊し、特攻となって散華した。 【散華】さんげ ・仏を供養するため、花をまき散らすこと ・蓮の花びら型の紙をまき散らす法要 ・死ぬこと。特に、若くして戦死すること。「洋…

旗雲

少女外道 著 皆川博子 文芸春秋 2010/5/30 発行 夕旗雲の切れ目から射す茜色の光が、葉次の影を細く細く地上に描き残していた 【旗雲】はたぐも 旗がたなびいているように見える雲

老残

少女外道 著 皆川博子 文芸春秋 2010/5/30 発行 陽光の下に這い出た時はすでに老残の身である。 【老残】ろうざん 老いぼれむなしく生きながらえていること。「―の身をさらす」

葉隠れ

少女外道 著 皆川博子 文芸春秋 2010/5/30 発行 目につくだけでも十匹の余、葉隠れの梢や幹にしがみついている 【葉隠れ】はがくれ 草木の葉のかげになること