久生十蘭短篇選 著 久生十蘭 ミストラル気味の寒い尖った風が四十日目の惰気をいっぺんに吹きはらって 【惰気】だき だらけた気分。なまけた心
久生十蘭短篇選 著 久生十蘭 それが蒼古たる大文章で、輪廻とか応報とかむずかしいことを長々と 【蒼古】そうこ 古めかしく深い趣のあるさま 「―とした書物が(華岡青洲の妻)」
久生十蘭短篇選 著 久生十蘭 内実は悪念のさかんな、妬忌と復讐の念の強い、妙に削げた陰鬱な性情らしく 【性情】せいじょう ・人の性質と心情。こころ ・生まれついた性質 「あの理智的な―を有ちながら(小さき者へ 生れ出ずる悩み」
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