2013-09-24から1日間の記事一覧

魁偉

春の雪 著 三島由紀夫 1965年発行 雲のたたずまいの魁偉に見える夏の季節は 【魁偉】かいい 顔の造作や体が並はずれて大きく、たくましい感じ、いかついさま。「容貌―な男」 「更により以上―な巨人が想像され(黒死館殺人事件)」 「一層―の趣を呈して居る(…

よろぼう

春の雪 著 三島由紀夫 1965年発行 そこには土に散ったわずかな光がよろぼい 【よろぼう(蹌踉う)】 ・よろよろ歩く。よろめく ・倒れかかる。くずれる 「秘かに産室を―い出で(押絵の奇蹟)」

居催促

春の雪 著 三島由紀夫 1965年発行 研ぎ屋は先約の仕事があって忙しく、とみは居催促で一時間ほどしてやっと包丁を研いで 【居催促】いさいそく 座り込んで催促すること