2013-11-10から1日間の記事一覧

大兵

潮騒 著 三島由紀夫1954年発行 大兵で力自慢であるが、人間は大人しい。 【大兵】だいひょう ・体が大きいこと、さま、人 ・弓を引く力が強いこと、人。精兵(せいびょう)

飢渇

潮騒 著 三島由紀夫1954年発行 彼女の乳房は、愛の飢渇も生活の労苦も知らないかのように 【飢渇】きかつ 飢えと渇き。特に、飲食物が欠乏すること

無辜

潮騒 著 三島由紀夫1954年発行 照吉に会って息子の無辜を訴え、真情を披歴して、二人を添わせてやることだ 【無辜】むこ 罪のないこと、人 「―のおせっかいを巻き込んだ(カソウスキの行方)」 「―の市民(夜の淵をひと廻り)」

観天望気

潮騒 著 三島由紀夫1954年発行 望天観気のおどろくべき正確さ、漁撈と航海に関する無比の経験、村の歴史と伝統についての高い自負とは 【観天望気】かんてんぼうき 雲や風などを観察して、経験をもとに天気を予想すること