2014-10-22から1日間の記事一覧

諸相

小さき者へ生れ出ずる悩み 著 有島武郎1918年 発表 その時から生活の諸相が凡て眼の前で変わってしまった 【諸相】しょそう いろいろな姿や様子。ありさま。「人生の―」「現代社会の―」 「世界をそのあるがままの―のままに肯定する(愛と認識との出発)」 「…

閲歴

あらくれ 著 徳田秋声1915年 発表 棄てて来た多くの女などに関する閲歴が、彼女の心を蕩かすような不思議な力をもっていた 【閲歴】えつれき ・人が今までたどってきた跡。経歴。履歴 ・経験すること

愛執

あらくれ 著 徳田秋声1915年 発表 出たときから、新しい愛執が盛返されて来たようなお島たちはそれでもその月は 【愛執】あいしゅう 愛するものに心がとらわれ離れられないこと。愛着