2015-02-16から1日間の記事一覧

断簡零墨

合本 三太郎の日記 著 阿部次郎1914年・1915年発行 ほとんど断簡零墨のみであるが、如何なる断簡零墨もその時々の内生の思い出を伴って 【断簡零墨】だんかんれいぼく ちょっとした書き物や切れ切れになった書き物。文書の断片

墓誌

合本 三太郎の日記 著 阿部次郎1914年・1915年発行 心から愛しかつ心から憎んでいる過去のために墓誌を書いてやりたい心持で一杯に 【墓誌】ぼし 金石に死者の事跡などを記して墓中に納めたもの。また、墓石に死者の事跡などを記した文 (参考:http://www.g…

劫初

地上―地に潜むもの 著 島田清次郎1919年発行 それは堪えられない淋しさだった。人類生誕の劫初より縹渺と湧いて来るような淋しさだった 【劫初】ごうしょ 仏語。この世のはじめ