八軒長屋 著 村上浪六明治39年 いでや秋風落莫の文壇に時ならぬ名花一輪の我あらしめんとの覚悟 【秋風落莫】しゅうふうらくばく 勢いがなくなり物寂しい様子。夏が過ぎ、秋の物寂しい風が吹くという意から 「なんとなくもの悲しくなって、―とうちしおれてい…
八軒長屋 著 村上浪六明治39年 店の小僧が出逢いしという言葉に一掬の涙をそそいで、三円の菓子料を携えつつ 【一掬の涙】いっきくのなみだ 両手ですくうほどの大量の涙。またわずかな涙の意にも用いる 「アナタノタメニ―ナキヲ得マセン(蓼食う虫)」■
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