気ぶっせい

七夜物語(下)
七夜物語
著 川上弘美
朝日新聞出版
2012/5/30 発行





父のことを「家の中のえらい人」などという気ぶっせいなものだと思ったことなど





気ぶっせい】きぶっせい
気詰まりなさま
  「手を動かすのも―で困っちまう(冥途・旅順入城式)」
  「ふたりうつむいて、―な長い沈黙が流れた(茗荷谷の猫)」