多寡

黒死館殺人事件 (河出文庫)
黒死館殺人事件
著 小栗虫太郎

1935年 発行





とにかく、人形の性質は多寡の知れたものだよ





多寡】たか
多いことと少ないこと。多いか少ないかの、両・額。多少。「金額の―は問わない」
(注)「高が知れる」とは別
  「儂が金の―でなんぞいう男やと思うのか(一の糸)」
  「経験の―で(ヒポクラテスの誓い)」