2014-03-20から1日間の記事一覧

多寡

黒死館殺人事件 著 小栗虫太郎1935年 発行 とにかく、人形の性質は多寡の知れたものだよ 【多寡】たか 多いことと少ないこと。多いか少ないかの、両・額。多少。「金額の―は問わない」 (注)「高が知れる」とは別 「儂が金の―でなんぞいう男やと思うのか(…

十年一日

黒死館殺人事件 著 小栗虫太郎1935年 発行 十年一日の如くに、犯人は糸を使っているんだよ 【十年一日】じゅうねんいちにち 長年、変化がなく同じ状態であること。「―進歩がない」 「―の如く、まずしい小説ばかり書いて(きりぎりす)」 「―の如く迷うことな…

謬説

黒死館殺人事件 著 小栗虫太郎1935年 発行 これで、君の謬説が粉砕されてしまうんだ。何も苦しんでまで 【謬説】びゅうせつ 間違った説や説明