引かれ者の小唄

暢気眼鏡・虫のいろいろ―他十三篇 (岩波文庫)
暢気眼鏡・虫のいろいろ―他十三篇
著 尾崎 一雄

昭和8年





あれを、したり顔に、滑稽だ、などと見るのは、引かれ者の小唄かも知れない





引かれ者の小唄】ひかれもののこうた
(引かれ者が平気を装い小唄をうたう意から)負け惜しみで強がりを言うこと