2012-04-20から1日間の記事一覧
恋の都 著 三島由紀夫 1953年発行 まゆみはいつものように、楽屋で安閑としているわけにはゆかず 【安閑】あんかん ・のんびりと安らかなさま ・(危急に対し)何もせずぼんやりとしているさま。「―としてはいられない」 「記者も―としていられない(沈黙の…
恋の都 著 三島由紀夫 1953年発行 こういう薄暗い場所を好むのは、穴居生活の名残であろうか 【穴居】けっきょ ほらあらに住むこと。ほらあらの住居 「暗い洞窟にひそんだ―人のような住民たち(夜の淵をひと廻り)」
恋の都 著 三島由紀夫 1953年発行 まゆみのような道心堅固な女性しかいないこんなパーティーだから。 【道心堅固】どうしんけんご 道義心を堅く守ること
恋の都 著 三島由紀夫 1953年発行 こんな好評嘖々に気をよくして廊下へ出たまゆみは、もう仮装を終って廊下のソファでタバコを吹かしているマリ子を見て 【好評嘖嘖】こうひょうさくさく 非常に評判がよく、ほめたたえられるさま