2012-06-17から1日間の記事一覧

長虫

屍の王 著:牧野修 ぶんか社(角川ホラー文庫) 1998/12 発行 長虫のようにゆらゆら揺れながら現れたそれは、細くしなやかな女の指だ。 【長虫】ながむし 蛇の異称

寡作

屍の王 著:牧野修 ぶんか社(角川ホラー文庫) 1998/12 発行 …それから五年の間に三冊の本を出した」 「寡作ですね」 【寡作】かさく 芸術家などが作品を少数しか作らないこと。「―な作家」 「元々―な人でもあるから(コッペリア)」

温気

屍の王 著:牧野修 ぶんか社(角川ホラー文庫) 1998/12 発行 雑巾のようなにおいがした。むっと温気が押し寄せる。 【温気】うんき/おんき 暑さ、特に蒸し暑さ。暖気「―に蒸される」

標榜

屍の王 著:牧野修 ぶんか社(角川ホラー文庫) 1998/12 発行 何しろ最低の人間であることを標榜するために風俗ライターを続けているのだ。 【標榜】ひょうぼう ・善行を記した札を立てて、世に示すこと、またその札 ・主義主張をはっきり掲げ示すこと